節 分 会(厄除け祈祷)
「
皆さんに福が訪れますように・・・・・・」
2月11日に節分会が行われました。
当日は寒の戻りで寒波の到来となり雪の降り
しきる、
あいにくの天気となってしまいました。
しかし節分会らしい天候になったと
言えるかも知れません。
積雪の影響で交通機関が乱れ皆さんの出足を心配していましたが
足下が悪いのにも拘わらず寒い中を大勢の方々が参詣して下さいました。
これまで多くの奉仕の方々にご協力を頂き、豆入れから始まった作業も
レイアウトもすべて整い節分会の今日を迎える事が出来ました。
今日一日を皆さんと喜び楽しく過ごして頂きたいと思います。
午後1時半より大庭上人導師により法要が営まれました。
お勤めの後、大庭上人よりご法話を拝聴させて頂きました。
「厄年だからと言って何も恐れることはなく、今年は心を休めて
徳を身に付け、徳を貯めて来年に備え毎日を明るく過ごしましょう」
とお話をくださいました。その後、休憩をはさみ、いよいよ豆撒きです。
子供達も落ち着かず、今か今かと首を長くして待っています。
裃に身を包み福豆の入った升を抱えて1回目の方々の入場です。
椅子に座り厄除け祈祷が始まりました。
木剣の響きに緊張感漂う真剣な面持ちで祈願を受けられていました。
外陣内のざわめきが増し袋を広げて待ち構える人あり、
また上着を広げている人もいます。大庭上人の「福わ~内」のご発声と
共に歓声があがり、続いて両側より祈祷者が「福わ~内」と
豆、お菓子、餅、みかん、飴などが飛び交い、子ども達は大喜び、
必死に拾い集めた袋を手にして、とても嬉しそうでした。
総撒きでは大人、子供も我を忘れて身を乗り出し、いつもの身体の
痛みもどこへやら、歓声と笑顔に包まれた皆さんは喜びを味わい幸せを
感じる一時となりました。午後4時頃には豆撒きも無事に終了し
研修棟では、着付けの場所も一瞬の内に、おうどんのお供養と
福引きの場所に早変わりして準備万端用意ができ上がっています。
外は寒そうで雪がちらついていましたが、温かいおうどんが心も身体も
温めてくれます。福引きも大いに楽しまれ沢山のお供養と福を
一杯頂いて皆さんは寒波の中を帰路に着かれました。
参詣者の皆さんに健康の福が訪れますように、そしてお手伝いくださった
皆さん本当にご苦労様でした。お陰で節分会が盛大に無事に終える事が
出来ました。これも諸天善神のご守護の賜と感謝しています。
「親切と感謝」これからも多くの人に笑顔と喜びを与えられるように
徳積みを重ねていきたいと思います。
(通信員)